Shopeeの梱包にはコツがある!注意点とよくある落とし穴
国際輸送が前提のShopeeでは、梱包にもポイントがあります。
Shopeeが定めたポイントを守りつつ、効率的で丁寧な梱包を心がけましょう!
この記事を読むと、Shopeeが定めるガイドラインに沿った梱包ができるようになります。
Shopeeの梱包の流れ
Shopeeで商品が売れた後の梱包方法について解説します。
ステップ1:内側の梱包
運搬中の破損・故障を回避するために、エアクッション、クラフト紙のクッション材、またはシュリンクラップを活用して、商品を丁寧に包み込み、商品と輸送箱の間に空間ができないようにします。
壊れやすい商品や、液体を含む商品の梱包には特に注意が必要です。液体商品は、気圧変化や振動で漏れる恐れがあるため、プラスチックバッグに入れてから段ボールで梱包しましょう。
ガラスやセラミック製品、または液体を含む容器(シャンプーなど)の梱包には、プラスチックフィルムでしっかりと密封した後、衝撃や破裂を防ぐための高いクッション性を持つ材料を用いて保護し、厚めの段ボールを使用します。これらのアイテムには、クッション封筒や厚手の宅配用ポリ袋は適していません。
キズや凹みがつきやすい商品(ホワイトボード、家具、電子製品など)は、商品と輸送箱の隙間にバブルラップやエアクッションを充填し、移動中に動かないようにしましょう。
取手が外れやすいキッチン用品は、エアクッションで包み、動かないように固定します。
梱包サイズは、運送中の破損を防ぐためにも、商品のサイズに合わせましょう。
梱包が大きすぎると、輸送中に商品が動いて破損するリスクがあります。不適切な梱包サイズによる損害は、Shopeeでは補償されませんのでご注意ください。また、損傷した商品は返品や返金のリクエストが増える原因となり、販売者の評価に影響を及ぼす可能性があります。商品のサイズに適した段ボールの使用をお勧めします。
ステップ2:外側の梱包
商品発送用の外装材には、段ボール、クッション封筒、厚手のポリ袋などを使用します。外装に強度の高い段ボールの使用は、特に壊れやすい商品にとって基本です。
使用済みの段ボールなどの再利用は避けましょう。
他のサイト(Amazon等)の梱包材の再利用もしないように注意してください。
他サイトのロゴがあると、顧客がShopeeからの荷物と認識せず、受取や入金が遅れることがあります。
第3段階:国内発送用の梱包(SLS利用時)
SLSを利用して国内の配送先に送る場合は、第2段階の梱包が完了した後、最終的な梱包にラストマイルラベルを貼り、その上で国内配送用の梱包材(ビニールまたは段ボール)で二重に梱包し、期限内に国内の配送先に送ります。
ラストマイルラベルの貼り付け方にも注意しましょう。
【ラストマイルラベルの貼り付けに関するよくある間違い】
- ラベルの印刷がはっきりしていない
- ラベルが黒以外の色で印刷されている(倉庫でスキャンできない)
- ラベルが破損している
- 梱包のせいでバーコードが読み取れない
- ラストマイルラベルの上に配送会社のラベルが貼られている
- バーコードの印刷が不完全
- ラベルサイズが誤っている
- ラベルが貼られていない
- ShopeeのSLSオーダーではない(他の配送チャネルなど)
- 複製されたラベルが貼られている
オーダーが複数の場合も、各オーダーの荷物をまとめて「箱や袋による二重梱包」を行い、外装に配送会社の送り状を貼り付けてください。
NGな梱包例
梱包の状態は顧客の第一印象に関わります。
Shopeeは口コミ至上主義のプラットフォームであるため、梱包の丁寧さも売上を上げる重要は要素です。
下記のような梱包は顧客からの評価を下げる可能性があるので、気をつけましょう。
- ハサミでラベルを切るのではなく、手でラベルをちぎって貼ること
- 茶封筒で発送すること(内容物が重い場合、破れる可能性があること、また湿気に弱いため、国際配送には適していません。)
- SLSラベルのバーコードが曲がった状態で商品を送ること(ラベルのバーコードが平らでない場合、倉庫でバーコードをスキャンできません。荷物が小さい場合、少し大きめの梱包用のビニール袋に入れて、ラベルを貼ってください。SLSラベルのサイズが小さすぎる場合もスキャンが出来なくなる可能性があります。)
SLSセンターに複数オーダーを配送する場合
出荷するオーダーが一つの場合
「箱や袋による二重梱包をした後」、外装に配送会社の送り状を貼り付けてます。
SLSは二重梱包が義務付けられています・
二重梱包をせず国内配送用の送り状とラストマイルラベルが同一の外装となっている場合、倉庫でバーコードスキャンが出来ず、返品・キャンセルの対象となり得ますので、必ず二重梱包を徹底しましょう。
▲オーダーが一つの場合でも、必ずラストマイルラベルを貼った外側の梱包(購入者が商品を受け取る際に見える梱包)の上にさらに国内配送用の梱包をする
▲(NG例)二重梱包をせず、国内配送用の送り状がラストマイルラベルの上に貼られている場合は、セラー負担での返品対象となる
出荷するオーダーが複数個の場合
複数個のオーダーをまとめて国内倉庫に送る場合は、複数の荷物をまとめて入れられる箱に各オーダーの荷物をまとめて(=「箱や袋による二重梱包」)、外装に配送会社の送り状を貼り付けます。
▲隙間がある場合、緩衝材を詰めて商品を衝撃から守りましょう